冬の暖房器具に、こたつを愛用している人は多いようです。
しかし、こたつの欠点は腰を痛めやすいことです。
掛布団などがほこりっぽいとか、インテリアにそぐわないとか感じる人もいますよね。
一層のこと、ホットカーペットに変えるのはどうでしょうか?
電気代が高くなるなど、心配もあります。
ここでは、こたつをやめてホットカーペットにするのはどうなのか、電磁波はどうなのか、どっちがおすすめかについて紹介していきます。
こたつをやめてホットカーペットにするのってどうなの?
こたつから、ホットカーペットに変えると、どうでしょうか?
気になっていたインテリアは、こたつがなくなって、すっきりするでしょう。
しかし、暖かさは半減するかもしれないですね。
今まではこたつに入り、膝には掛布団をかけて、たっぷりとぬくぬくと暖まっていたのですから、ホットカーペットでは物足りなく感じるでしょう。
しかし、ホットカーペットで暖まる時も、ひざ掛けなどを使えば暖かく感じます。
さて、一番気になるのは、電気代のことではないでしょうか?
こたつを1時間使用した場合、電気代は2~5円のようです。
しかし、ホットカーペットの場合は、2畳用では6.2~8.5円、3畳用では8.6~12.2円かかります。
この電気代は一つの目安であって、地域や電力会社、電化製品の機種によって違いがありますが、この比較ではホットカーペットの方が若干、電気代がかかる結果となっています。
こたつはテーブルとしての役割も大きく、体を温めながら、食事をしたり、勉強をしたりなどができます。
しかし、ホットカーペットにすると、スペースを広く使えるメリットがあります。
また、掃除しやすさの点でもホットカーペットに軍配が上がるでしょう。
暖房器具を使わないオフシーズンに収納する際も、こたつに比べると、断然、ホットカーペットの方がかさばらないですよね。
こたつとホットカーペットの電磁波?
ところで、日常生活で電磁波のことを気にしたことはありませんか?
電磁波とは空間に伝わる「波」の一種で、光や電波、X線、紫外線、赤外線などの総称です。
電化製品を稼働させた時も、必ず、電磁波が発生しています。
テレビや冷蔵庫が置いてある後ろの壁に、ホコリが溜まって黒くなるのを見たことはないでしょうか?
これが電磁波の影響で、電気が壁に帯電して静電気を起こし、空気中に浮遊していたホコリを吸着している状態です。
この微弱な電磁波が、少なからず人間にも影響を与え、体の不調の原因にもなっています。
肩こりや目の疲れ、頭痛など、これらの不調の原因は電磁波の可能性もあります。
電磁波の影響を遮るには、とにかく、電化製品から距離を置くことです。
しかし、こたつやホットカーペットなどの場合は距離を置くなんてできませんよね。
電磁波は「発がん性の可能性がある」とも言われており、特に赤ちゃんや妊婦さんは注意が必要です。
最近のホットカーペットには、電磁波カット対応のものもあります。
また、アーシングシーツをカーペットやこたつに使うと、電磁波をカットすることができます。
長時間、こたつやホットカーペットを使用する場合は、電磁波カットも心がけましょう。
こたつとホットカーペットはどっちがいい?
こたつとホットカーペットのメリット・デメリット、それぞれを比較してきました。
どちらも、一長一短があります。
しかし、インテリアや収納スペースのことを考慮すると、ホットカーペットの方が選ぶ人も多いでしょう。
ホットカーペットでは、電気代が高くなりがちです。
しかし、カーペットの下に断熱シートを敷くことで、暖まった熱を逃さないようにできます。
また、ひざ掛けなどを使い、設定温度をむやみに上げないことも節電につながります。
ホットカーペットを一人で使う時は、自分がいる面だけ暖めるなどの使用方法も節約になるでしょう。
まとめ
こたつとホットカーペット、どちらも暖房器具の中では空気が乾燥せずに、安全に使えるので人気です。
しかし、電気代を比較すると、若干、こたつの方が安いです。
ホットカーペットはスペースを広く使える、収納してもかさばらないなどの利点があります。
こたつもホットカーペットも、長時間使用する場合は電磁波をカットするアーシングシーツを導入するのがおすすめです。