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石油ファンヒーターにすぐ換気マークが表示?換気扇で?換気不要?

石油ファンヒーターの暖かさ、一度使い出すとやめられない人が続出しています。

見た目もスマートで、インテリアにも合わせやすいのも人気の理由でしょう。

しかし、石油ファンヒーターを使っていると頻繁に換気マークが付いてしまうことがあります。

もしかして、故障かしら・・・?と心配になっちゃいますよね。

今回は、石油ファンヒーターの換気マークがすぐ付く原因、換気扇で換気できるのか、換気が不要な機種ってあるのかについて紹介していきます。

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石油ファンヒーターを使うとすぐ換気マークが表示される原因

最近の石油ファンヒーターには、不完全燃焼が起こると感知するセンサーが付いていて、換気マークが表示されるようになっています。

灯油の不完全燃焼が起こると、一酸化炭素中毒になる恐れがあります。

そのため、換気マークが付き、換気するタイミングを教えてくれています。

 

しかし、まだ、石油ファンヒーターを使い始めて20~30分程度しか経っていないのに、換気マークが付くなんておかしくないでしょうか?

不完全燃焼が起こるのは、室内の酸素が少なくなってきた時です。

石油ファンヒーターを使い始めて1時間以上も経っているなら、換気マークが付くのも納得ですけどね・・・。

 

実は、センサーが誤作動してしまう原因があるのです。

それは、ヘアスプレーなどに使われているシリコンという成分です。

ヘアスプレーなどを室内で使っていると、石油ファンヒーターのセンサーに付着してしまうのです。

 

まさか、ヘアスプレーの成分が石油ファンヒーターのセンサーに付着するなんて、思いも付かないですよね。

シリコンは、洗濯に使う柔軟剤にも使われています。

柔軟剤で仕上げた洗濯物を室内干しして、石油ファンヒーターで乾燥させるのも問題です。

 

それから、もう1つ、換気マークを頻繁に付ける原因があります。

それは、ホコリです!

石油ファンヒーターの中で灯油が燃焼している時に、一緒にホコリが燃焼すると、異常燃焼とセンサーが感知し、換気マークが付きます。

 

石油ファンヒーターの吹き出し口をチェックしてみましょう。

白くなっていないでしょうか?

拭き掃除で取れるならば、ホコリが原因でしょう。

 

取れない場合は、シリコンが付着している可能性があります。

石油ファンヒーターの内部にシリコンやほこりが付いてしまうと、掃除はむずかしいです。

分解して掃除している人もいるようですが、メーカーに修理を依頼した方が間違いないでしょう。

 

日頃から、石油ファンヒーターがある部屋でヘアスプレーなどシリコンを含むものを使用したら、すぐに換気するのがおすすめです。

また、換気して、ほこりを外に追い出してから、石油ファンヒーターを使用しましょう。

 

石油ファンヒーターは換気扇だけで換気できる?

石油ファンヒーターを使う時に換気が大切なのは分かるけれど、定期的に換気するのは結構面倒ですよね。

わざわざドアや窓を開けて、数分したら、また閉めてを、数時間ごとに繰り返すのは大変です。

石油ファンヒーターを使っているのが自宅としても、家事や育児、介護など、他のことに忙しくされていることも多いでしょう。

 

リラックスしてくつろいでいる時も、わざわざ立ち上がって換気をするのは億劫になりますよね。

だったら、あらかじめ、石油ファンヒーターを使う時は換気扇を回しておけば、定期的な換気は必要ないのではないでしょうか?

 

しかし、残念ながら、一般家庭のキッチンなどに設置されている換気扇は排気専用のことが多いです。

そもそも、調理で発生した煙などを排出するための換気扇なので、外気を取り込む仕組みにはなっていません。

 

けれども、石油ファンヒーターで換気が必要されているのは、灯油の燃焼に必要な酸素を取り込むことです。

換気扇を回しただけでは、必要な十分な量の酸素を取り込めない可能性があります。

 

それに、換気扇は排気専用なので、せっかくの暖かい空気を外に出してしまい、石油ファンヒーターを使っていても、暖かさが感じにくくなってしまうかもしれないでしょう。

 

それであれば、石油ファンヒーターを使う時はしっかりとドアや窓を閉めて、気密性を高めて、部屋を暖める方がおすすめです。

そして、定期的に換気する時は対角線上に2か所の窓やドアを開けると、短時間で換気が行えます。

 

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石油ファンヒーターで換気が不要なものってある?

石油ファンヒーターや石油ストーブによる一酸化炭素中毒事故は、かなり問題になっています。

そのため、メーカーでは換気マークを点灯させ、とにかく、換気を促していますが、毎年のように事故が発生してしまっています。

 

そこで、今、注目されているのが、換気不要の石油ファンヒーターです。

一昔前の学校では、煙突が外に飛び出したストーブが使われていました。

仕組みとしては、あのようなものです。

 

換気不要の石油ファンヒーターは、FF式(Forced draft balanced flue:強制給排気式)と言われています。

排気管が外部に出るため、わざわざ換気する必要がないのです。

エアコンの設置と同じように、FF式石油ファンヒーターは設置工事が必要になりますが、室内の空気がいつもきれいなまま使えます。

 

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まとめ

石油ファンヒーターの換気マークが付くのは、ヘアスプレーや洗濯の柔軟剤などに使われるシリコンやホコリが原因のこともあります。

換気をしっかりして、石油ファンヒーターを使いましょう。

また、換気不要の石油ファンヒーターもありますので、気になる人はチェックしてみてくださいね。

 

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