いろいろな暖房器具がありますが、電気ストーブはコンセントにプラグを差し込むだけですぐに暖まれるので人気です。
しかし、電気ストーブを使っていると、心配なことが出てきます。
床やプラグが熱くなってきて、火事になってしまわないかしら・・・?
今回は、電気ストーブで床が熱くなる場合の対処法、床が焦げることはあるのか、コンセントが熱いとき使い続けて大丈夫かについて紹介していきます。
電気ストーブで床が熱くなる?
温かい電気ストーブですが、気づくと、ストーブを置いている床が熱くなっていて驚いたことはありませんか?
電気ストーブに限らず、石油ストーブやファンヒーターなどの暖房器具を使う時も床が熱くなりがちです。
暖房器具は暖かいけれど、ずっとストーブの熱や温風が当たっている床は熱くなってしまいます。
床がフローリングの場合、熱で乾燥して変形してしまうことがあります。
また、カーペットの場合は色あせなどの恐れもあります。
電気ストーブなどの暖房器具を床に置いて使用する場合は、敷物を敷くのがおすすめです。
敷物もさまざまなものがありますが、断熱シートが良いでしょう。
敷物の厚さにもよりますが、薄手の敷物などではストーブの熱を伝えてしまって、結局、床にダメージを与えてしまうことがあります。
その点、断熱シートなら床に熱を伝えることがありません。
ストーブを動かすことで床を傷つけるのも、防いでくれます。
しかし、銀色のアルミの貼った断熱シートはインテリアに映えないという欠点があります。
ホームセンターや通販などでは、ストーブに敷くマットや置台などがいろいろ販売されています。
中でもおすすめなのが、タイヤの付いたキャリーです。
キャリーに乗せればストーブの移動もラクラクです。
ただし、置台やキャリーなどを使う時はストーブのサイズをよく確認しましょう。
高さがあるため、ストーブが倒れやすいため、使用する際は気を付けてくださいね。
最近はDIYが人気で、100均ですのこやキャスターを購入して、キャリーを手作りする人もいます。
電気ストーブにキャリーを付ければ、家のあちこちにストーブを移動しやすくなって便利に使えます。
とても画期的なアイデアですが、安全にはくれぐれも注意しましょう。
電気ストーブで床が焦げることはある?
電気ストーブを同じ場所で使い続けていると、床が変色したり、変形したりすることがあります。
まさか、こげてくることもあるのでしょうか?
実は昔ながらの木製のフローリングだと、焦げたようになったり、フローリングの目が乾燥して割れてきたりだとか、影響があるんです。。。
またストーブに当たっていて、髪の毛が燃えてしまったなどもあります。
イヌやネコなど、ペットの体毛が焦げてしまうこともあります。
くれぐれも、低温火傷には注意が必要です。
電気ストーブに当たり続けていると、麻痺してしまうことがありますから、ストーブを首振り仕様にするなど意識的に気を付けましょう。
電気ストーブを使うとコンセントが熱いけど大丈夫?
電気ストーブを使っていると、コンセントも熱くなることがあります。
火事にならないか、心配になりますよね・・・。
このまま、使い続けて大丈夫なのでしょうか?
電気ストーブの注意書きや説明書を確認してみると、通電中は多少熱くなることがあるそうです。
多少とは人肌程度、40℃前後です。
けれども、コンセントの接触が悪いと、異常に熱くなることがありますね。。。
コンセントなどの配線器具は使用しているうちに、徐々に劣化してしまうものです。
電気ストーブを使用する時は、電源プラグ・電源コード・コンセントの点検を行いましょう。
もし、電源プラグやコンセントが変形していたり、変質していたりしたまま使用していると、出火する恐れがあります。
手で触れないほど熱くなっている時は、コンセントのゆるみが考えられます。
異常な熱さの時はすぐに使用を中止しましょう。
また、壁面に付いているコンセントが老朽化していたり、がたつきがあったりすると、このように熱くなることがあります。
使用前によく確認しましょう。
まとめ
便利な電気ストーブですが、使う時には注意が必要です。
電気ストーブを置く床には敷物を使い、保護するのがおすすめです。
ストーブの熱に当たり続けると、床が変色したり、変形したりする恐れがあるからです。
電気ストーブのプラグやコンセントが温まるのは異常ではありませんが、触れないほどの熱さの場合はコンセントのゆるみなどが考えられます。
火災に発展する恐れがあるため、電気ストーブの使用を中止し、ただちに点検しましょう。