フローリングの床にワックスを塗ると、傷が目立ってきたり、汚れを巻き込んで黒ずみが出てきたり、、、いつかはワックスをはがす日がやってきます。。
でも、専門の業者にワックスはがしを頼むとなると、少し不安という人も多いと思います。
今回は、元掃除屋だった僕が、ワックスをはがす=ワックス剥離についてよく聞かれることについて綴って行きます。
フローリングのワックスを剥離する頻度は?
床に形成されたワックスの皮膜は、時間がたつにつれどうしても傷んできます。
ワックス表面に傷、黒ずみ、などが見られてきたら、上からもう一度ワックスを塗布しても改善することはできません。
傷や黒ずみが目立ち始めたら、ワックスをはがすことを検討する時期に来ています。
ワックスをはがす=ワックス剥離の頻度については、ワックス皮膜がダメになってきたら施工するのがいいでしょう。
ワックスを剥離する際に"剥離剤"を使用するのですが、どうしても素材への影響が強いモノになります。
そしてフローリングの材料が、水分が苦手な木製だったりエコ系で紙だったりすることを考えると、水分を使う剥離という作業をなるべく行わないというのがベストと言えます。
フローリングのワックスを剥離するのは簡単?
作業的には、剥離剤を塗ってワックスを溶かし、スポンジでこすってワックスをはがすという作業になります。
ですが…ワックス剥離は簡単ではないですね!
木や紙を材料としたフローリング材に剥離剤やら水拭きやら、水分を使って作業するわけです。
木や紙は、水分を吸って膨れたり、後々乾燥と共に沿ったりしますので、リスクとの闘いになります。
手早くワックスをはがすには、店舗の床で使われるアルカリ性の剥離剤を使うのが効果的なのですが、フローリング材では変色、吸収からの膨らみ、裏の接着剤の溶解などが理由で使用できません。
フローリング材に吸収しにくく、貼ってあるボンドを溶解しない"ジェル状の中性剥離剤"を使うのがセオリーです。
実際に作業してみないと、どれだけ剥離剤が必要かはわかりませんね。。。
僕は、上の中性リムーバ―18リットル缶をクルマに積んで、現場を回っていました笑
ただこの"ジェル状中性剥離剤"は、、、素材に優しく緩やか効果=なかなかワックスが溶けてくれないんですよね。。。
あとは、家具をどこまで移動させるかという問題もでてきます。
清掃業を本業としている人でも、失敗する場合が実はありますね。。。
⇒ワックス剥離の失敗とは?おすすめの剥離剤と代用できるモノは?
フローリングのワックスの剥離業者の選び方は?
ワックス剥離を業者に依頼すると言っても、一番不安に思うのは金額がいくらかかるか?ではないでしょうか…
ただこれに関しては、地域的な相場や、施工する際の手順や道具によっても変わりますし、なんとも言えないのが実状ですね。
金額が高いからといって、うまくキレイに仕上げる業者なのか?といえば…違う場合も多々見てきましたし…(;^ω^)
業者の中には、手早く作業を終了させるために、フローリングといえども店舗のビニール床に使う"アルカリ性の剥離剤"を使用してワックスを剥離する業者もいます㊙
こういう業者にはお願いしないのがいいでしょう。
あと、フローリング材はデリケートなので、ポリッシャーは使わず手作業がメインになります。
もしも…のことですが、後日フローリングの色が変わってきた…とか、フローリングが沿ってきた…という現象が起きた場合は、剥離作業の失敗が原因となります。
損害保険にキチンと入って、責任を持って弁償してくれる業者に施工をお願いするのが良いですよ!!
フローリングを剥離してくれる業者は、何社か見積もりを取った上で、ジェル状で中性の剥離剤、またはフローリング専用の剥離剤を使用して、手作業で施工してくれて、損害保険に入っている業者を探してくださいね♪
元掃除屋の僕は、「もしも、、、」のことを考えると、名前が通っていて、きっちり保険対応をしてくれる、おそうじ本舗など大手の清掃業者に依頼することをおすすめします。
↓ ↓
おそうじ本舗
まとめ
ぶっちゃけ、掃除屋さんのなかでもフローリングのワックス剥離が苦手な人は多いかもしれません。
作業的には、肉体的にも精神的にも結構キツイんです。。。
自分で剥離するよりは…業者にお願いした方が、肉体的にも精神的にも楽だと思いますよ~。
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