妊娠さんは病気ではないとはいえ、結構、身体がしんどいものです。
悪阻による体調不良もあるし、せり出してくるお腹によって腰痛もあります。
外出もままならず、家事さえも手抜き気味。
買い物はネットスーパーで済ませ、体調がいい時にまとめて洗濯して・・。
あとは掃除が残っているけれど、どうしたらいいでしょう?
ここでは、妊婦さんのお掃除の頻度、妊婦さんがお掃除すると疲れる、妊婦さんのお掃除は運動不足解消になるか?について説明します。
妊婦さんの掃除の頻度って?
そもそも、掃除って毎日必要なのでしょうか?
キレイ好きの方には当然のことでしょうが、家庭によって掃除の頻度は違いますよね。
平日は忙しいから簡単に済ませ、週末に念入りにという家庭もあれば、毎日小まめに掃除する家庭もあるでしょう。
多くの妊婦さんは、週に2~3日程度掃除しているようです(*'ω'*)
でも、妊婦さんはとにかく身体が大事です。
体調が悪い時に、無理して掃除することはありません。
毎日掃除しないといけないと思い込まず、出来る時に出来る範囲だけ掃除しましょう!!
立つのがしんどい日は掃除機をかけるのはやめて、座りながら粘着シートのコロコロローラーやクイックルワイパーで床を掃除してもいいのです。
それも大変でしたら、フローリングの隅にたまった埃だけでも掃除するのでもいいのです。
もし他の妊婦さんと自分を比べてしまって、「お掃除する回数が少なくてダメだなぁ」って感じて、落ち込むのはナシですよ~。
妊娠すると体内のホルモンバランスが崩れることで、マタニティブルーになりやすいのもあるんですよね。。
モノをするのが面倒になったり、億劫になったり。。。
旦那さんに、お掃除のことで何か言われたとするならば、「ホルモンバランスが崩れているから!」ってことにして、割り切っちゃいましょう!!
もしつわりの時期だと、お掃除なんて大変ですよね。。。
体調に波がありますし(;^ω^)
つわりの時は、自分を追い込まず、体調が楽な時に無理しないでできる事だけしたらいいんですよ~。
妊娠している期間は、ある程度の家事は手抜きでいきましょう!!
掃除機がけについてはこちらをどうぞ
⇒妊婦さんの掃除機がけってどうしたらいい?腰痛になる?臨月には?
妊婦さんはお掃除するのに疲れる…
特に、前かがみになるような姿勢が妊婦さんにとってはきついですよね。。。
私は掃除機をかける時や、お風呂の浴槽やキッチンのシンクを洗う時に、お腹が邪魔になって大変だと感じました。。
また、重いものを持つとお腹が張ってしまうので、妊婦さんは気を付けましょう。
掃除機を持ち上げたり、重いものをどかしたりすると、身体の負担になってしまいます。
出産予定日が近づいてくると、身体がますます重くなり、立ったりしゃがんだりする動作だけでも疲れてしまいます。
それから、妊婦さんは転倒して、お腹をぶつけてしまうと胎児への影響が心配になります。
ですから、浴室の掃除で足を滑られたり、掃除機から伸びる長いコードに足を引っかけたりしてしまう可能性がありますので、十分に注意が必要です。
妊婦さんはせり出したお腹で足元が見えにくくなっていますから、本当に気を付けてくださいね。
掃除したいけど上手くできない時は無理しないで、ご主人に頼りましょう。
これも、赤ちゃんが無事に生まれてくるためなのです。
少しでもお風呂掃除で体の負担を減らすには、こちらの記事を参考にどうぞ
⇒お風呂掃除を簡単にする方法。頻度は?浴室用洗剤の選び方とは?
妊婦さんのお掃除は運動不足の解消になる?
妊婦期間も後半に入り、どんどん体重が増えてしまうのが心配なってしまうものです。
ある程度は胎児のためとはいえ、太り過ぎは難産になるとも言われますからね。
体調がいい時は運動をするように勧められますが、どのくらい運動してもいいのか難しいところ。
そんな時、おすすめなのが家の掃除なのです。
ウォーキングも手軽でいいのですが、やっぱり途中で具合が悪くなる可能性がありますから、一人で運動するなら家でできるものの方がすぐに横になれて安心です。
たかが掃除ですが、妊婦さんにとっては十分、運動不足解消になります。
よく聞くのが、雑巾がけをすると陣痛が来るというものですが、四つん這いの姿勢が効果的なようです。
ただし、あまり張り切って、あちこち掃除しないでくださいね。
あくまでも無理しない程度にとどめ、お腹が張ってくるなど体調に異常を感じたら休んでくださいね。
まとめ
初めての妊娠では、自分の身体の変化に戸惑ってしまう人もいらっしゃるでしょう。
妊婦さんは想像以上に動きにくいし、疲れやすいものです。
今までの体重より10kg前後増えてしまうのですから、当然です。
でも、妊娠期間中をずっと安静に過ごしていたのでは、肝心な出産の時に体力が持ちません。
妊婦さんでも、体調が良い時は無理のない範囲で、身体を動かしていきましょう。