取り込んだ洗濯物から強烈な異臭がすると思ったら、カメムシの仕業!
触りたくないから、掃除機で吸ってしまったら、今度は掃除機が臭くなってしまって、もう、どうしたらいいの~?
ここでは、掃除機でカメムシを吸ってしまった時の臭いの対処法と部屋のニオイの取り方について説明します。
カメムシを吸って掃除機が臭い・・・
まずは急いで、掃除機で吸ったゴミが溜まっている紙パックごと取り出して、新しいものと交換しましょう。
その際に、万が一、カメムシがまだ生きている可能性もありますので、掃除機から紙パックを外した時にすぐに穴をガムテープで塞いで、カメムシの脱出を防いでください。
でも、もし、紙パックを取り替えても、まだ、カメムシの臭いがする場合は、掃除機のホースや部品を食器用洗剤で洗ってみましょう。
この時シトラス果実の成分が配合された洗剤が、特にカメムシの臭いを消すのに効果的です!
シトラス果実に含まれる「リモネン」という成分が、油汚れを落とすのに適していて、カメムシの臭い成分は親油性がありますから、すっきり落とすことが出来ます。
ぬるま湯に洗剤を混ぜて、しばらく浸けた後、しっかりとすすぎ、よく乾かしたり、水分を拭き取ったりしてください。
水分が残っていると、掃除機に不具合が生じることがありますので十分注意しましょう。
洗えない部品などは、シトラス果実の成分が配合されたアルコールスプレーが使えることがあります。
掃除機の取扱説明書などをよく読んで、スプレーしても大丈夫か確認の上、お使いください。
一度のスプレーでは効果が出ないかもしれませんが、繰り返し使用することで消臭効果が高まるでしょう。
スプレーの後も、水分が残らないようによく乾燥させてください。
水分が残り吸引してしまうと、掃除機のモーターが壊れる原因になったり、カビや雑菌を増殖させる原因となってしまいます。。。
究極の虫嫌いの人は、虫捕獲専用のハンディクリーナーを持っているそうです。
気温が高い季節で、自然豊かな環境に住んでいる場合はカメムシに限らず、いろいろな虫に遭遇する機会が多そうですからね。
それから、家にカメムシを寄せ付けない方法として、窓際やベランダにハーブやミント系の虫よけを使うと効果があるそうです。
ネット検索すると、カメムシ専用の忌避剤もありました。
ベランダでぶら下げておくタイプと、外壁や窓などにスプレーするタイプがあるので、一度試してみたいものですね。
ちなみにファブリーズの効果はこちらが参考になります
⇒カメムシの臭いにファブリーズは効く?クサい成分と取り方とは?
カメムシの臭いは自然に消える?
カメムシは刺激を受けると臭いを発しますから、掃除機に吸われたカメムシは臭い成分を大量に分泌するでしょう。
しかし、掃除機内でカメムシが死んでしまったら、臭い成分の分泌は止まりますが、臭い成分は掃除機の部品などにこびりついたまま、しばらく臭いが残りそうです。
やはり、上記で説明したように、ゴミパックの交換は必須で、部品は洗わなくても、分解して、よく乾燥させましょう。
カメムシの臭い成分は揮発性がありますので、乾燥させるだけでも、かなり消臭されます。
カメムシの臭いの取り方は部屋だとどうしたらいい?
掃除機でカメムシを吸ってしまったことに気付かず、部屋の掃除をしてしまい、気づいたら、部屋中がカメムシの臭いになってしまったら、どうしたらいいのでしょうか?
掃除機のゴミパックにカメムシが入ったままで、掃除機の排気口から臭いが噴き出して、部屋全体に臭いが広がってしまっています。
とにかく、開けられる窓やドアを開けて、部屋の空気を入れ替えましょう。
それから、シトラス果実の成分が配合された布用消臭剤やアルコールスプレーを部屋のカーテンやカーペットなどに吹きかけます。
洗えるものは洗った方が確実に臭いが取れるでしょう。
あとは根気よく、換気を繰り返し、臭いが薄らいでいくのを待ちましょう。
目安としては1週間ぐらいのガマンが必要だと思っておきましょう。
まとめ
手っ取り早いと思って、掃除機でカメムシを吸ってしまうと、後が本当に大変です。
カメムシの臭いを取るには掃除機を分解して、洗える部品は洗って、結構手間がかかります。
カメムシの臭いを消すコツはとにかく乾燥させること。
クサいニオイは段々と薄らいでいきますが、1週間程度はかかるようです。
カメムシを見つけた時は掃除機で吸わず、ペットボトルやガムテープなどを使って、そっと捕獲するのがいいようですね。