冬になると空気の乾燥が気になりますね。
乾燥対策は何かされていますか?
加湿器を使っている、という方も多いかもしれません。
特に室内では、エアコンをつけて過ごす時間が長いので乾燥しやすくなります。
例えばお部屋の空気が乾燥すると、風邪をひきやすくなります。
これは、口や鼻の粘膜が乾燥してしまうことで、感染症に対する体のバリア機能が低下してしまうためなのです。
特にこの時期猛威をふるっているインフルエンザは、空気の乾燥を好みます。
ここでは加湿器の代わりになるものと上手な加湿の仕方、加湿器が無い場合の寝室での注意点など、冬の乾燥対策についてお話していきます。
加湿器の代用になるものとは?
1年を通じて、お部屋の湿度は約50%くらいに保てると快適に過ごせると言われています。
あまり湿度が高すぎてもカビの原因になりますので、一定の湿度を保ちつつ快適に過ごしたいものです。
お部屋に観葉植物は置いてありますか?
観葉植物はまさに天然の加湿器です。
水分を吸収し、その水分を葉っぱから蒸発させているので、毎日の水やり=加湿というわけです。
葉っぱが大きければその分加湿効果も高くなるのでおススメです。
葉っぱはほこりがつきやすいので時々濡れタオルなどで拭いてお掃除してあげて下さいね。
あと、洗面器にお湯を入れておく方法があります。
洗面器やコップに水を入れて放置しておくより、お湯を入れた方が効果を感じやすいですね('ω')
もし洗面器だけでは効率が悪いと感じる、そこにタオルの下端をつけて上で持っているような感じでセットできれば気化してくれます。
空気を潤してくれますよ~。
加湿器がない時の加湿方法とは?
一番ポピュラーな加湿方法は、洗濯物を部屋干しすることです。
梅雨時は「部屋干し」と聞くと憂鬱になってしまいますが、冬の間は乾燥予防になるので、寝る前にお部屋に干して寝ると効果的です。
また、お風呂にお湯を張っておくのも効果的です。
お風呂に入ったあとお湯をそのままにしておくのは何だか気が引けますが、湯気が湿度を上げてくれるので室内の潤いを保ってくれるのです。
お風呂から上がったら、お湯を張ったままドアを開けておきましょう。
風呂にお湯を入れて加湿しても緊急的にはOKです。
ただし・・・やりすぎると部屋がベチョベチョに・・・
あと高気密住宅でない建物の場合は、ストーブの上ににヤカン置いておくのが定番ですね。
ただし高気密住宅では、「灯油」や「ガス」など化石燃料を使う暖房器具はNGとされている場合が多いです。
カビの原因になっちゃうんですよね。。。
加湿器の代用で寝室を加湿するには?
朝起きたら「喉が痛い」ということはありませんか?
もしかしたら口を開けて寝ていたかもしれませんね。
寝室の湿度を一定に保ち、空気の乾燥を防ぐための良い方法がいくつかありますのでご紹介します。
湿度を高くしすぎると、カビやダニの問題が発生するので、特に寝室は気をつけたいですね。
湿気が多すぎてお布団やカーテンにカビやダニが・・なんてことになっては大変です。
洗濯物を干しておくのも効果的ですが、沢山干し過ぎると寝具が湿気を吸ってしまいカビの原因になりますので、バスタオルなどを一枚干しておくくらいがちょうど良いかも知れません。
また、洗面器にお湯を張ってアロマオイルを数滴たらして寝るのも効果的です。
湯気が湿度を保ってくれますし、アロマの香りで眠りにつくリラクゼーション効果も得られますね。
あと、マスクをして寝るのもいいですよー。
慣れるまで、マスクをつけて寝るのは違和感があるかもしれません。
特に鼻にマスクがかかると、息苦しく感じますよね・・・
息苦しさが気になる場合は、マスクを半分に折ってみましょう!
口だけを覆い、鼻の部分には上部が掛かるくらいにします。
口で呼吸するのがノドを傷める原因なので、口にマスクが当たっていれば完全に鼻を覆ってしまわなくても効果はあるんですよ~。
気分的にも息苦しさがマシになります♪
寝起きにのどが痛くなってしまった場合は、首に湿布を貼ると少し楽になる場合があります(*'ω'*)
まとめ
冬は乾燥することで風邪やインフルエンザにかかりやすくなったり、体がかゆくなったりと何かとトラブルが多くなりますね。
火災や静電気もやはり空気の乾燥がひどくなると起こります。
加湿器がなくても家にあるもので毎日簡単に加湿ができます。
今日からでもすぐにはじめられるものもありますので早速今日からはじめてみて下さい!