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栗の皮にカビが生えても中身は食べれる?保存方法は?冷凍できる?

生の栗を袋に入れたままにしておくと、固い皮の表面にカビが生えてしまうことがあります。

この皮の表面にカビが生えてしまった栗って、中身を食べても大丈夫なのか不安や心配になりませんか?

今回は、栗の鬼皮にカビが生えでも中身は食べられるのか、カビが生えない栗の保存方法、栗は冷凍保存できるのかについてご紹介していきます。

 

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栗の皮にカビが生えても食べられる?

鬼皮の表面にカビが生えた栗が食べれるかどうかは、ぶっちゃけ意見が分かれます。。。

ご存知の通り、栗は非常に厚い皮に覆われています。

ですから、カビが生えてきていても、実際に食べる実の部分は、案外きれいだったするのです。

 

昔の人というか、年輩の人達は食べても大丈夫という人が多いです。

でも私は、食べない方が良いと思っています。

なぜなら、固い皮の表面にカビが出てきた頃には、中の身の部分までカビが浸透していることが考えられるからです。

 

お正月の「鏡餅」なんかもそうですよね(;^ω^)

昔は水にお餅を浸してカビを落としていましたが、近頃ではカビが浸透しているので食べてはいけないという風潮になっています。

栗も内部にまでカビが浸透していたら、洗ってもカビは落ちませんよね。

カビが出た最初の頃なら、食べれるどうかは個人の判断といったところでしょうか・・・

 

そもそも栗は、庭木に自然になった実であれば、カビと虫食いが付きものなんですよね。

しかも、地面に落ちたものを拾ったなら、しばし地面に放置されていたり、雨・風に当たった可能性もあるので、より一層カビが生える原因となります。

カビが生えたとしても、がっかりしないで下さいね。

 

もし栗拾いの生栗を手に入れた場合は、虫食いがないかも確認してください。

よく皮の状態を見て、穴が開いているものや黒くなっているものは避けて下さい。

残りをしっかり流水で洗って、清潔な布巾やキッチンペーパーできちんと水気を拭き取ります。

最後に、直射日光の当たらない屋外でしばし干します。

この作業により、甘味もぐっと増しますよ。

あとは、お好みの調理方法で栗を召し上がって下さいね。

 

ちなみに、虫食いが目視だけでは気になる場合は、唐辛子を2~3本入れた水に2~3時間浸けておけば、より確実です。

その後の処理は、先にお話しした通りです。

中の実まで、辛味が移ることはないのでご安心を。

 

栗の虫食いに関してはこちらで詳しく書きました

⇒栗の虫を取ったら食べることはできる?見分け方は?虫は食べられる?

 

栗にカビが生えない保存方法は?

見た目がきれいな栗ならば、常温でそのまま放置しておいても、大丈夫そうな気がするかもしれませんが…

残念ながら、生の栗は乾燥しやすく、せっかくの香りも抜けてしまうのです。

きちんとした保存が必要になります。

 

栗の常温での保存方法

まずは、常温で保存の場合です。

栗は湿気と水分を嫌うので、乾いた新聞紙に皮ごと包み、冷暗所で保存して下さい。

これで、1週間は持ちます。

 

ただし、鬼皮と中の渋皮を除いた実だけだったり、ゆでたり、焼いたりした実は、すぐにカビが生えてくるので、日持ちしません。

常温では保存しないで下さいね。

また、冷蔵庫に入り切らないほどたくさんいただいた場合は、バケツ等の大きな容器に、水をたっぷりと張り、その中に皮ごとの栗を浸けておきます。

必ず、1日1回以上は、水を取り替えて管理をすれば、1週間ほどは持ちますよ。

 

栗の冷蔵庫での保存方法

次に冷蔵保存の場合です。

皮ごとの栗なら、汚れを落として、天日干しをしてから、乾いた新聞紙でくるみ、更に保存袋に入れて、野菜室へ。

包んである新聞紙が湿気てしまうと、栗にカビが生えてきてしまいます。

たまに新聞紙の状態を確認して、乾いたものに取り替えるようにすれば、1ヶ月~栗の状態が良ければ、3ヶ月ほどは持ちますよ。

 

冷蔵保存の場合は、剥いた栗の実でも、ゆでたり、焼いたりした実でも保存が可能です。

あら熱が取れたら、水分をしっかり拭き取り、保存袋へ。

3日ほどは持ちます。

それ以上だと、カビが生えてくる場合もありますし、その段階に至らなくても、水分が失われ、食感が悪くなるので、ご注意を!

もちろん、冷凍保存も可能です。次の章で詳しくお話しします!

 

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栗の保存は冷凍もOK?

先にお話しした通り、栗の冷凍保存は可能です。

皮ごとの栗は、汚れを落として、天日干しをしてから、そのまま保存袋へ。

なるべく日持ちを良くしたいなら、栗は重ならないように平らに入れ、空気を抜きながら封をします。

ステンレスバットに乗せたり、急冷室を利用するなど、早く凍らせる工夫をして下さいね。

半年は持ちますよ。

 

もし、冷凍焼けと臭いが付くのを防ぎたいなら、皮ごとの栗が一旦凍ったところで取り出してください。

そして素早く水にくぐらせてから、再度保存袋に入れて凍らせることで、氷の膜ができ予防ができますよ。

もちろん、鬼皮(表面の固い皮)と中の渋皮を除いた実だけでも、保存は可能です。

その際は、乾燥を防ぐために、1回で使い切れる量ずつラップでくるんでから、保存袋に入れて下さいね。

 

また、ゆでた栗の実を冷凍保存する場合には、固めにゆでておいて下さい。

解凍の際に柔らかくなりやすいので。ゆでて、あら熱がとれたら、水分を拭き取り、あとは実のみの保存時と同様に。

焼き栗も同じ要領で。

1~2ヶ月ほどは日持ちしますよ。

冷凍保存もお勧めです!

 

ちなみに生栗の日持ちに関しては、こちらの記事が参考になります

⇒生栗の日持ちはどれくらい?もらったらどうしたらいい?扱い方は?

 

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まとめ

表面にカビが生えた栗ですが、私的には食べない方が良いと思います。

食べても大丈夫という人も多いですが、個人の判断といったところでしょう。

ゆで栗、焼き栗、栗ご飯など定番ものも良いですが、皮を剥いて下処理して冷凍保存しておけば、炒め物や煮物にも簡単に展開できます。

栗にカビが生えないようにするには、保存方法が重要ですね。

 

 

 

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