お歳暮によく頂くのがハムの詰め合わせです。
ハムをお歳暮で頂いた時に気をつけないといけないのが保存方法です。
「常温保存」と書かれていると、開封した後も常温のままで保存していいのか気になりませんか?
冷蔵庫に入れる?長くもたせるために冷凍は可能なの?
今回はお歳暮のハムは常温のままで大丈夫なのか、お歳暮のハムの保存方法とおいしい食べ方についてご紹介していきます。
お歳暮のハムは常温もままでも大丈夫?
まずはお歳暮でいただいたハムが「要冷蔵」なのか「常温保存」なのかを確認して下さい。
保存温度が10℃以下と書かれていれば要冷蔵なので必ず冷蔵庫で保管します。
またハムに限らず、ウインナーや薄切りハム、生ハムなどさらに常温では心配なものがセットになっていることもあるので、最近は要冷蔵のものがほとんどです。
クール便で冷蔵の状態で送られてきたハムも、もちろん冷蔵庫で保管して下さい。
お歳暮など贈答用のものは塩分が高くしてあったり、スライスではなくブロック形状になっているものが多いです。
常温でも長期間保存ができるようになっているものも多いですが、お歳暮のハムは冷蔵保存するのが美味しさが損なわれず一番いい保存方法です。
もう一つ気になるのが「包丁で切ったハム」の保存方法です。
ハムの扱いは細菌を付けないように清潔に、手や包丁・まな板が汚れているとハムに細菌が付着して、腐敗や食中毒の原因になってしまうので手や調理器具は清潔にしてから切っていきます。
ハムを包丁で切ったら、ハムの切り口が空気に触れないようラップでぴったりと密封させて乾燥や変質を防ぎます。
開封したらできるだけ早くいただき、開封していないハムも賞味期限内のおいしいうちにいただきます。
包丁で切ったハムは、できるだけチルドまたは氷温室で保存するのが最適です。
開封後のハムの冷蔵保存は2~3日が目安です。
お歳暮のハムの保存方法は?
一度にたくさんは食べきれないのでお歳暮のハムの保存方法も紹介していきます。
包丁で食べやすい大きさに切ってラップでしっかりと密封し、冷蔵保存しておけば食べたい時に気軽に食べられます。
でもどうしても賞味期限内に食べ切れない!なんて事もありますよね。
そんな時にはお歳暮のハムを冷凍保存することもできるんです。
ただお歳暮のハムを塊のまま冷凍してしまうといざ調理する時に大変なので、食べる時に使いやすく、なるべく味を損なわないようにする冷凍保存の方法を押さえておくと便利です。
まずはスライスしてハムを冷凍する方法です。
一度に食べる量に薄くスライスして切り分けます。ラップでぴっちりと包みジップロックなどの袋に入れて冷凍保存します。
ラップとジップロックの二重で冷凍保存する事で霜がつきにくくなりオススメです。
次に細かく刻んでハムを冷凍する方法です。
お好みの大きさまで細かく刻み小分けにしてラップでぴっちり包みます。
こちらもジップロックなどの袋に入れて冷凍保存します。
刻んだ状態で冷凍しておくとちょこっとずつ使えて便利です。
お歳暮のハムのおいしい食べ方とは?
お歳暮のハムの美味しい食べ方を知っていますか?
単純な物ではハムステーキや、ハムかつ、サラダ、冷やし中華の具などですが、ひと手間加えるだけでもっと美味しく食べられる方法があるので試してみてはいかかでしょうか。
まずハムステーキにする時はハニーマスタードソースをディップして食べたり、厚切りにしたハムにチーズをたっぷりのせて厚切りベーコンチーズにしても美味しいです。
上質なハムは薄切りにして、おろし人参などの入ったハム用ドレッシングや、バルサミコソースをかけて食べるとワインにもぴったりです。
ミニトマトやブロッコリーを添えると色合いが綺麗でおしゃれに仕上がります。
食パンやフランスパンに挟んでサンドイッチにしても美味しく食べられますが、さらにホットサンドにしても旨味が凝縮されてオススメですよ。
普段の料理に加えても美味しくなります。
肉じゃがやナポリタンに加えて味のアクセントにしたり、1センチほどの角切りにして焼き飯の具として入れたりカレーにも合うんです。
ゴロゴロの角切りにしてパン生地に練り込み美味しいハム入りパンにするアレンジ方法もあります。
アイデア次第で色々な美味しい食べ方が発見できるのでぜひ試してみて下さい。
まとめ
お歳暮のハムは一度にたくさん頂くので保存方法や調理方法に悩んでしまいますよね。
「常温保存」と書かれたハムでも、包丁で切ったハムは、できるだけチルドや氷温室で保存するのが最適です。
開封したらできるだけ早く食べてくださいね。
食べきれない場合は、賢く冷蔵や冷凍保存をすればいつでも美味しいハムが楽しめます。
自分にあったハムの保存方法で美味しいハム料理を味わってみてください。