平凡な暮らしでも、時には人間関係に頭を悩ませることに出くわすことがあります。
年末ともなれば、日頃のお付き合いから会社の上司にもお歳暮を贈ることもあるでしょう。
上司って仕事でよく会うけれど、プライベートで親しいわけでもなくて、お歳暮のお礼メールを受け取っても、どう対応すべきか困ってしまいませんか?
ここでは、お歳暮を送った上司からのお礼メールに対する返信などについて説明します。
お歳暮のお礼のメールが上司から来たら返信はどうしたらいい?
お歳暮のお礼のメールが来たってことは、無事に品物が届いたようで一安心ですね。
小さい頃から可愛がってもらっている親戚や学生の時の先生など、気心の知れた相手でしたら気軽に返信できそうです。
しかし、会社の上司は仕事での付き合いですから、仲がいいのとはまた違いますよね。
やっぱり、きちんとした文章で返信すべきなのでしょうか?
お礼のメールだから、もう返信しなくてもいい?
上司のメールに返信しないで、無視するなんて・・・、昇進に響きそうで出来ないと思う場合もありそうです。
けれども、メールの内容はお歳暮のお礼。
それに対して返信する必要はなく、失礼にもなりません。
また、お礼のメールに対して、くどくどと長い返信をしても、上司も迷惑に感じてしまうかもしれませんから、あなたの方で返信しないのがベストな選択なのです。
お歳暮のお礼に対する返事は上司にはどう対応したらいい?
上司も、一般的な対応として、受け取ったことに対するお礼をメールで連絡してきただけです。
常識的に、返信を期待していることはありません。
しかし、どうしても気になる場合は、「お受け取り頂けて幸いです」などと短く返信したり、電話したり、会ったりした時に軽くお伝えしたりしてはいかがでしょうか。
その際には周りの目は少し気にしてくださいね。
不用意に、上司にお歳暮を贈ったことを知られると、昇進のために取り入っているなどと変に勘繰られてしまうこともあります。
また、「ありがとう」に対する言葉として「どういたしまして」という言葉がありますが、上司などの目上の方に使うのはNGですから、気を付けてください。
お歳暮のお礼のはがきが上司から届いたら?
お歳暮のお礼がメールではなく、はがきで届いたら、その上司は大変きちんとした対応ができる大人の方とお見受けいたします。
メールは取り急ぎの連絡には便利ですが、はがきの方が礼を重んじている対応です。
ただし、お礼のメールと同様、返信のはがきを送り返す必要はありません。
あなたが贈り物を送り、そのお礼のはがきが送られてきたのですから、これでやり取りはおしまいです。
これ以上、長くやり取りを続けるのはかえって迷惑になってしまいます。
けれども、気がかりになってしまう方は、電話や会った時に簡単に「こないだはお礼のはがきをありがとうございました」などとお伝えしてはいかがでしょうか。
たかが、お歳暮のやりとりですが、意外と難しいもの。
常識的にはお礼の返信はいらないとしても、対応によって、あなたの人となりが伝わり、評価・評判が変わることもあるでしょう。
もし、お礼に対する返事をするなら、お早めに。
タイミングを逃してしまうと、せっかくの返事も何に対する返事なのかうやむやになってしまいます。
こういったことがスマートに対応できるのも大人の常識。
何事も経験していくうちに、慣れていくものです。
初めての方にとっては難しく考えてしまったり、うまくできなかったりするかもしれませんが、気に病まないように。
本業の方でしっかりと仕事ができるようになるのが第一です。
きっと周囲の方もやさしく見守ってくれるでしょう。
あせらず、徐々に人間関係を構築させてくださいね。
まとめ
子供のころから身に付いた習慣。
人から物と頂いたら、お礼を述べるというのは当然の常識ですよね。
それに対して、また返信したくなるのは日本人の変なクセなのかもしれません。
本来はお歳暮のお礼に対しては返信不要ですが、お付き合いの度合いやあなたのモヤモヤ解消のために、返信するのもアリでしょう。
その場合には相手を困らせないように、くれぐれも短めのメッセージがおすすめです。