寒い時期にスーパーで見かけることの増えるはっさく。
皮は分厚くて剥くのが大変ですが、剥いた時のさわやかな香りが魅力的な果物ですよね。
でも、酸っぱくてなかなか食べられないことってありませんか?
今回は、はっさくを甘く食べる方法や、薄皮を食べることが出来るのか、はっさくの保存方法についてご紹介します。
はっさくを甘くする方法ってある?
独特のほろ苦さはあるけれど、上品な甘みと酸味が特徴のはっさくは大好きだという人も多いと思います。
和歌山県が主な産地で、1月中旬~4月下旬までが食べごろの果物です。
でも、特徴である酸味が苦手だったり、買ってきたはっさくが酸味の強いものだったりしてなかなか食べられなかったなんてこともありますよね。
でも、とっても簡単にはっさくを甘く食べる方法があるんです!
それは、果肉に小さじ1杯程度の重曹を振りかけて食べるだけ!とっても簡単ですよね。
アルカリ性の重曹がはっさくの酸味を和らげてくれるんです。
また、塩を軽く振るだけでも甘みが増して酸味を抑えてくれます。
スイカに塩を振って食べると甘くなるのと同じですよ。
他には、果肉をヨーグルトと一緒に食べるとまろやかになって食べやすいですし、サラダにして食べるという方法もあるんですよ。
でも、そのまま食べるのはやっぱり苦手…という方もいると思います。
そんな方でもはっさくを甘く食べる方法があります!
ゼリーを作ったり、シロップ漬けにする、マーマレードにするといった方法があります。
ゼリーであれば子供のおやつになるので、おやつを毎回準備する手間が少し省けるので嬉しいですね。
シロップ漬けやマーマレードはたっぷりの砂糖で煮詰めるので、酸味を大幅に抑えることが出来ます。
パンに乗せて食べたりすれば、子供も美味しく食べられますね。
また、外の皮を剥いて輪切りにしたはっさくを2.3日天日干しにするとドライフルーツが出来上がります。
ドライフルーツにすれば、酸味が和らぎ甘みを感じるのでそのまま食べることが出来ますし、レモンの代わりに紅茶に入れるなどすればオシャレに楽しむことが出来ますよ。
はっさくの薄皮って食べる??
はっさくは外の皮が分厚いので剥くのがとても大変ですよね。
ナイフで外皮を剥き、じょうのう膜と呼ばれる中の薄皮を剥いて果肉だけたべるほうが苦みを感じないので食べやすいと思います。
外皮や薄皮に苦み成分があるので、苦くて食べにくいと思っている人も多いんです。
私も、あの苦みが苦手だったので昔は薄皮を剥いて果肉だけ食べていました。
でも実は、外の皮も薄皮には健康維持に嬉しい栄養素が含まれているんです。
苦み成分であるナリンギンと呼ばれる栄養素が外の皮と薄皮には含まれていて、食欲を押さえる作用や脂肪を分解するのを促進してくれる作用が期待できるので、ダイエット効果が期待できるんです。
高血圧予防やアンチエイジング、花粉症対策にも効果が期待できると言われていたり、ビタミンCも多く含まれているので女性は積極的に摂取したい部分です。
外の皮や薄皮を食べて魅力的な栄養素を取りこみたいと思っても、そのまま食べることができないので、ぜひマーマレードにすることをオススメします。
マーマレードにすることで外の皮も薄皮も一緒に食べることが出来るので、栄養素を丸ごと摂取することができますよ。
マーマレードを作るのが面倒だったり、果肉だけ食べてしまった!という場合には、外の皮をガーゼの袋などに入れてお風呂に入れちゃいましょう!
外の皮には「オーラブテン」と呼ばれる香り成分が含まれています。このオーラブテンは活性酸素の増加を抑える作用やダイエット効果、免疫力向上の作用があります。
いつもの入浴時間がリラックスするだけでなくオーラブテンを肌から浸透させることができるので、はっさくも無駄なく使えて幸せな時間になりますね。
八朔の保存方法はどうしたらいい?
はっさくを多めに買ったりもらったりした場合、保存方法に困りますよね。
冷暗所であれば2~3週間と日持ちする期間が長いのが魅力的なのですが、保存する時には、はっさくが乾燥しないようにしなければなりません。
それは、はっさくの大敵が「乾燥」だからなんです!
保存する場所が暖かい場所しかない場合には、はっさくをポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存するのがオススメで
この時、はっさくを一つずつラップや新聞紙で包むと乾燥を防ぐことが出来るので、少し面倒くさいかもしれませんが、美味しいはっさくを食べるために手間をかけてあげてくださいね。
まとめ
はっさくを甘く食べるには、重曹や塩を軽く振る方法、ゼリーやマーマレードにする方法があります。
また、ドライフルーツにして食べる方法もありますよ。
薄皮だけでなく外の皮にも、アンチエイジングや花粉症対策に効果のある栄養素が含まれています。
そのまま食べることは難しいので、マーマレードにすると食べられますよ。
冷暗所であれば2.3週間日持ちします。暖かい場所しか保存場所がない場合には、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
はっさくは乾燥が大敵なので、一つずつラップや新聞紙に包むことで乾燥を防ぐことが出来ますよ。
皮を剥いたりするのに少し大変なはっさくですが、女性に嬉しい栄養素がたっぷりと含まれています。
少し手間をかけるだけでグンっと美味しく食べられるので、ドライフルーツやマーマレードなど様々な方法でご家族と楽しい時間を過ごすことができるといいですね。
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