寒い冬に使う暖房器具として、石油ファンヒーターを愛用している人は多いでしょう。
しかし、使っている時に気になることがありませんか?
例えば、石油ファンヒーターから急に冷たい風が出てきたり、なぜか止まってしまったりなど。
石油ファンヒーターが故障したかも?と、心配になりますよね。
今回は、石油ファンヒーターから冷たい風が出ても使い続けていいのか、すぐ止まる原因、ポンポン音がする理由について紹介していきます。
石油ファンヒーターから冷たい風が出るけど使い続けても大丈夫?
石油ファンヒーターで部屋を暖めているのに、冷たい風が出てきたら驚きますよね。
もしかして、故障?
毎日、使っているものだから、故障したら困りますよね。
まず、温度調節機能が備わっている石油ファンヒーターの場合は、設定温度を確認してみましょう。
低めの温度設定であれば、すでにその温度に室温が到達しているため、風が冷たく感じられるのかもしれません。
もう少し、部屋を暖めたい場合は、設定温度を下げてみましょう。
もう一つ、確認するポイントはフィルターです。
石油ファンヒーターは室内の空気を取り込んで、温めてから、部屋に排出しているのですが、このフィルターがほこりなどで詰まっていると、機械内部にこもった熱がうまく排熱されないことがあります。
そのため、機械の保護機能が作動してしまい、冷たい風が出てきてしまうことがあります。
フィルターに詰まったほこりは、掃除機で吸い取れば、すぐに取れます。
フィルターが取り外しできる時は、つけ置き洗いすると、とてもきれいになるでしょう。
温度設定もフィルターも確認しても、冷たい風が改善されない場合、石油ファンヒーターが故障している可能性があります。
温度を感知するサーモスタットやヒーター部分、電気回路などが故障していると、メーカーに連絡してみるしかありません。
石油ファンヒーターの年式が古いものの場合、部品がなく、修理ができないことがあります。
新しい年式のものでも、修理するより買い替えの方が安い場合もあります。
石油ファンヒーターの寿命は、約6年と言われています。
故障した場合は、買い替えも検討してみてください。
石油ファンヒーターがすぐ止まるのはなぜ?
石油ファンヒーターで部屋を暖めている最中に、自動で運転中止になってしまうのも困りますよね。
あれ?どうして?
これこそ、石油ファンヒーターが故障したかもと心配になってしまう症状です。
実は、石油ファンヒーターは室内の空気を取り込んで、温めてから排出していますから、酸素が不足すると、自動的に運転が止まる仕組みになっているのです。
一度、部屋のドアや窓を開けて、しっかりと換気してみましょう。
酸素不足になっている原因は、フィルターに詰まったほこりの場合もあります。
室内の空気を取り込めないと、石油ファンヒーターが止まってしまうことがあります。
ファンが汚れている時も、石油ファンヒーターが止まることがあります。
フィルターを取り外した時に、一緒に掃除しておきましょう。
それでも、石油ファンヒーターが止まる時はセンサーの故障が考えられます。
酸素不足の不完全燃焼が起こっていると、センサーが反応して運転が中止される仕組みになっています。
センサーの故障はメーカーでの修理になりますが、やはり、修理より買い替えをすすめられる可能性があります。
石油ファンヒーターからポンポン音がする?
石油ファンヒーターからポンポン音が聞こえてくることがありませんか?
中で、爆発が始まっている?
なんだか、不安ですよね・・・。
この音は大火力で燃焼している音です。
設定温度に対して、室内の温度が低い時によく聞こえます。
設定温度に室内温度が近づいてくると、火力も小さくなり、燃焼音も小さくなるでしょう。
まとめ
石油ファンヒーターを使っていて、冷たい風が出てきたら、酸素不足が原因かもしれません。
換気をしたり、フィルターの詰まりをチェックしたりしてみましょう。
石油ファンヒーターの設定温度が室温に対して低いのかもしれません。
石油ファンヒーターが突然、止まってしまう時も、酸素不足が原因のことがあります。
確認しても症状が改善されない時は、メーカーでの修理が必要になります。
しかし、修理より買い替えの方が安く済むことが多いでしょう。
石油ファンヒーターは使っていると、いろいろ気になることがありますが、よく確認しながら使用してくださいね。