オイルヒーターはとっても温かいし、空気が乾燥しないから、愛用している人が増えています。
しかし、オイルヒーターのコンセントが焦げてしまったら、びっくりしますよね。
このまま使っていたら、火事になってしまうの?
オイルヒーターを使っていて心配になってしまいます。
今回は、オイルヒーターのコンセントが焦げる原因、ほこりで火事になることはあるのか、横にするのはダメなのかについて紹介していきます。
オイルヒーターのコンセントが焦げる??
なんと、オイルヒーターを使っている人たちの中にはコンセントが焦げる現象に遭遇している人が結構います。
SNSで検索してみると、たくさん口コミされています。
オイルヒーターは室内をとても温かくしてくれる暖房器具ですが、実は消費電力が大きいです。
そのため、長時間通電していると、コンセントに負担がかかってしまうのです。
もちろん、オイルヒーターのメーカーもその点は熟知していて、負担に耐えられる電源プラグを作っていますが、問題なのは家のコンセントの方です。
コンセントが古びてくると、特に高温多湿の場所で使っていると、金属の表面が酸化してきてしまうのです。
そこに、消費電力が大きいオイルヒーターの電源プラグを差し込まれると、発火して焦げてしまうことがあります。
特に、電源プラグがきっちりと差し込まれず、緩い状態ですと、接地面が少なくなり、火事になりやすくなります。
オイルヒーターではなく、コンセントの方に問題があったのですね。
コンセントの寿命は一般的に10年です。
築年数が古い部屋を借りている時などは注意が必要ですね。
オイルヒーターはほこりで火事になる?
オイルヒーターを使う季節は当然、セーターやフリース、毛布などを頻繁に使いますよね。
部屋の中にはかなりほこりが舞ってしまうものです。
オイルヒーターなどの金属製のものは静電気を帯びて、ほこりを吸着しやすくなります。
そのほこりがオイルヒーターの電源プラグに付着していると、火事になってしまうことがあるのです。
少量のほこりでも導火線のようになってしまい、火事になってしまうとは恐ろしいことですね。
これをトラッキング現象というそうです。
オイルヒーターの電源プラグを差し込む時はほこりが付着していないか、よく確認しましょう。
コンセント周りにほこりが溜まらないように、定期的に清掃するのもおすすめです。
また、築年数が古くないコンセントでも、オイルヒーターの電源プラグによるトラッキング現象が発生することがあります。
それは、長期間、電源プラグをコンセントに差し込んだままの時に起こるそうです。
シーズン中はコンセントにオイルヒーターの電源プラグを差し込んだままにすることは多いですよね。
電源のオンオフはしても、電源プラグは差し込んだままにしてしまいがちです。
でも、長期間差し込んだままにすると、電源プラグとコンセントの間にほこりが溜まり、そのほこりに湿気が加わると、電流が流れて、火花が発生することがあります。
そうすると、徐々に電源プラグの樹脂製の絶縁材部分がこげてくるのです。
これに気づかず使用し続けると、どんどん大量の電源が流れ、最終的にはショートして、発火してしまいます。
シーズン中でもコンセント部分は定期的にほこりが溜まっていないか、点検が必要ですね。
オイルヒーターを横にするのはダメ??
引っ越しで、オイルヒーターを運搬することがあります。
シーズンオフで、オイルヒーターを物置などに収納するために運搬することもあります。
だけど、オイルヒーターは持ちにくいですよね?
横に倒した方が運搬しやすいけれど、オイルが漏れてしまうか心配でしょう。
しかし、オイルヒーターのオイルは完全に密封されています。
運搬する時は横倒しにしても問題ありません。
短時間の横倒しは大丈夫ですが、収納は横倒しや逆さまにしないで、立てた状態にしましょう。
収納場所に困る時は、そのまま設置した場所でカバーをかけておくのもおすすめです。
まとめ
オイルヒーターを使用する時は電源プラグとコンセントにほこりが溜まっていないか、確認しましょう。
長期間、電源プラグを差し込みしていると、ほこりが溜まりやすいです。
定期的な点検が必要です。
オイルヒーターは横倒しで運搬するのは可能ですが、収納は立てたままにしましょう。
オイルヒーターの正しい使用方法を知って、安全に利用してくださいね。