毎日、欠かさず飲んでいる味噌汁だけど、夏の暑い日には熱い物は箸がすすまないことがありますよね。
味噌汁は夏バテ予防になりそうなのですが・・・。
ここでは、夏に味噌汁の代わりになるおすすめメニュー、暑い時期は味噌汁を飲んだ方が良いこと、冷たい味噌汁はどうかについて紹介します。
夏に味噌汁の代わりになるモノって何がある?
夏はやっぱり熱いものより、冷たいものが美味しいですから、冷たいスープはいかがでしょうか?
代表的なのはジャガイモを使ったビシソワーズですが、冷製トマトスープやかぼちゃスープも美味しいですよ。
あと、味噌汁の代わりとは言い切れないのですが、ほどよく塩分を摂取し、夏バテ予防になりそうなのはスポーツドリンク。
飲み物ではないですが、冷奴は冷たくて食べやすいし、味噌と同じ大豆加工品である豆腐なので、味噌汁と似たような栄養が摂取できそうです。
ヨーグルトも冷えていて美味しいですよね。
味噌と同じ発酵食品であるヨーグルトは、体調を整えてくれます。
夏に味噌汁を飲まない?
本当は暑くても、味噌汁を飲んだ方が健康維持にはおすすめです。
暑い時こそ、汗をかいたり、冷房にあたったりして、身体は冷えやすくなっています。
温かい味噌汁を飲んで、血行促進した方がいいのです。
入浴も湯船に入らず、シャワーで済ませていませんか?
汗を流すには十分ですが、身体の内部まで温めるにはじっくりと湯船に浸かった方がいいのですが、暑い夏はついついサボりがちになってしまいますよね。
口にするものも、冷たい物が美味しいので、冷えた飲み物やアイスクリームなどが増えてしまい、暑いと感じていても、身体は結構冷えてしまっています。
また、汗とともに奪われてしまう塩分やミネラルの補給のために、味噌汁はピッタリ!
暑くて、体調を崩しやすい猛暑で食欲がなくなりそうな時こそ、味噌汁だけは飲んだ方がいいのです。
それから、味噌汁を飲むことで、野菜も摂取できますから、健康維持に大変役立ちます。
サラダや煮物などの野菜を使った料理もあるけれど、夏バテで食が進まない時でも、味噌汁なら飲めるということもありますよね。
でも、味噌汁を飲むことで塩分を摂り過ぎてしまうことが心配な方もいるでしょう。
たしかに、味噌汁一杯(約200ml)でおよそ1gの塩分が含まれています。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年度版)」では1日あたりの塩分摂取目安量は男性8.0g未満、女性7.0g未満とされています。
そう考えると、1日1杯程度の味噌汁なら問題なさそうですね。
また、味噌汁の具によく使われるホウレン草・小松菜・カボチャ・大根などはカリウムが多く含まれ、体内の余分な塩分を排出してくれる効果が期待できます。
それに、実際にヒトによる一日2杯味噌汁を飲む実験(共立女子大学家政学部)では血圧に変化がなかったという結果が出ています。
1日1杯程度味噌汁を飲んだ方が血管年齢を10歳ほど改善させる傾向も確認されていますので、日本人の何気ない食習慣は長寿に導いているようですね。
夏の味噌汁として冷やしたモノはどう?
普通の味噌汁を冷やして飲むのもいいですが、冷水で作る味噌汁はいかがでしょうか?
きゅうりなどお好みの野菜に、削り節、味噌を混ぜ合わせ、10分置き、冷水をかけて、よく混ぜたら出来上がり!
ミョウガやショウガなどを加えると、さっぱりしていいですね。
このレシピの場合、使う野菜は生で食べられるキュウリやレタス、トマト、玉ねぎなどがおすすめです。
意外にもトマトの酸味が味噌とマッチします!
私は、トマトの皮の口当たりが気になるので、皮はお湯をかけて剥くようにしています(*'ω'*)
もちろん、味噌汁の定番の具である豆腐やワカメも入れられます。
湯がいたオクラ、焼きナスなども美味しいですよ。
アツアツの味噌汁が好みの人にとっては、冷やした味噌汁は抵抗があるかもしれませんね。
でも冷えていると塩分を感じやすく、温かい時より薄味でも美味しく感じられます。
無理なく、塩分控えめにできるのはいいですね!
食欲が湧かない夏の朝でも、具たくさんの冷えた味噌汁なら美味しく食べられそうです。
まとめ
暑い夏を乗り切るためにも、日本人には味噌汁が欠かせません。
熱くて飲む気がしない時は冷たい味噌汁はいかがでしょうか?
生野菜と味噌と削り節を混ぜて、冷水で溶かすだけで、簡単に作れます。
野菜も塩分もしっかり取れて、しかも薄味でも十分美味しいですから、ぜひ夏バテ防止に役立ててくださいね。