冬場に欠かすことのできない暖房器具のこたつ。
寒い冬に温かいこたつに入ると、とても幸せな気持ちになりますよね。
そんなこたつですが、使っているときに「ジー」という音が気になったことはありませんか?
今回は、こたつから「ジー」という音がする場合使っても大丈夫なのか、こたつが焦げ臭いと感じるときの原因や解決方法、またこたつの簡単なメンテナンスなどをご紹介します。
こたつの音がジーとなっている場合使っていても大丈夫?
こたつで温まっているときに「ジー」という音が気になったことはありませんか?
この音は、こたつのモーターの音なのでとくに心配はありません。
こたつを温めるために必要なモーターが動いている特有の音です。
しかしモーターの音ではない場合は注意が必要です。
ジーという音がしているときに、こたつのスイッチ部分が熱いと、そこに熱がたまりジーという音がしている場合があります。
こたつを長時間つけっぱなしにしているときに多いのですが、あまり熱くなってしまうと発火の恐れがあり危険なので一度電源を切って様子をみてください。
他にもこたつのコードの部分に物を乗せてしまっているときにも、ジーという音がなります。
コードの上には物を置かないように注意してください。
また、「ジー」ではなく「カラカラ」という音にも要注意です。
カラカラと音がする場合はファンが何かに当たっているか、モーターの軸受けが故障している可能性もあるので放っておくと火花が出る危険もあります。
すぐにカスタマーセンターなどに問い合わせ、修理を依頼してください。
「シャー」という音が連続的にしている場合は異常ではなくファンやモーターから出ている特有の音なので問題ありません。
最後に可能性は低いですが、盗聴器という可能性もあります。
身の回りで少しでもおかしいなと思ったことがあった場合には一度確認してみると安心です。
こたつが焦げ臭い原因は?
こたつを使用しているときの危険信号は、ニオイだといわれているのを知っていますか?
大きな事故につながる恐れもあるので、焦げ臭いと感じたらすぐに電源を消してメンテナンスを行うことが必要です。
こたつが焦げ臭い場合の主な原因は、まずコードの断線があります。
こたつのコードの上に重たいものが乗っていたり、コードが無理に押し曲げられた形で使用していたりすると、焦げ臭いと感じることがあります。
またペットを飼っている家庭では、コードがペットに噛まれていないか一度よく確認してみると安心です。
他にも経年劣化でコードが切れそうな状態になっていると危険なので買い替えをおすすめします。
次にこたつを温めるヒーター部分に、ほこりが付着してしまっている場合です。
ほこりに熱がたまり、焦げ臭い原因になっている恐れがあります。
このまま放っておくとヒーターが故障してしまったりほこりが原因で温度ヒューズが飛んでしまったりする危険もあるのできちんと定期的に掃除をすることが大切です。
さらに、こたつは冬場に使うものなので寒さで洗濯物が乾かなかったときにこたつの中で乾かそうと考える人もいるのではないでしょうか?
この場合も注意が必要で、こたつの中に放り込んだ洗濯物が気がつかないうちに、こたつのヒーター部分に当たってしまい洗濯物が焦げてしまい、焦げ臭いニオイがするということもあります。
そのため、こたつの中で洗濯物を乾かすのは危険なのでやめたほうが安全です。
こたつの普段できるメンテナンス方法は?
こたつは普段からしっかりとメンテナンスを行うことが大切です。
メンテナンスを行うことで、こたつを安全に使えるだけでなくこたつが温かくなる効果を高めることが可能です。
まずは一番重要なこたつのヒーター部分のメンテナンス方法は、掃除機と雑巾を使用します。
掃除機を使いヒーター部分やカバーについているほこりを吸い取ります。
この時に掃除機の吸い込み口を細いタイプのものやブラシタイプのものに付け替えると、細かいところまでしっかりとほこりを吸い取ることができるのでおすすめです。
掃除機でほこりを吸い取ったら、濡らした雑巾で仕上げ拭きをします。
次に、安全に使用するためにはこたつの足部分や天板を手入れしておくことも重要です。
特に足の部分は放っておくとネジがゆるんでしまいしっかりと固定されていないとこたつがグラついて思わぬ事故につながってしまう危険があるので注意が必要です。
ネジがゆるんでいないか、普段から確認するように心がけると安心ですね。
天板部分も中性洗剤を薄めたものを使い、雑巾でふき取るときれいになります。
また、天気の良い日にはこたつ布団を洗ったり、天日干しをしたりすると気持ちよくこたつが使えますよ。
こたつ布団のメンテナンスは、乾燥させることが重要になります
⇒こたつ布団が濡れる原因。たまに干す方がいい?洗う頻度とは?
まとめ
こたつからジーという音がする時にモーター特有の音がしているだけなら問題はありません.
こたつから焦げ臭いニオイがしたり、何かおかしいなと思ったりしたらそのまま使い続けないで、一度こたつの安全確認をすることが重要です。
しっかりとメンテナンスを行い、安全にこたつを使用してくださいね。