クリスマスの時期から年末・お正月と慌ただしい時期を過ごして、やっと落ち着く時期に食べるのが七草がゆですね。
でも、七草がゆってどんな葉っぱが使われているのかご存知ですか?
大根の葉が入っている?ごはんから作る?朝食べるもの?夜食べてはいけないの?
今回は、七草がゆはどんな葉を使うのか、大根の葉は使われるのか、ごはんから作ってもいいのか、夜食べてもいいのかということについてご紹介します。
七草粥には大根の葉を使う??
やっとお正月が終わって疲れもピークに達した頃、春の七草を使った七草がゆを食べる時期になりますね。
子供の頃は
・セリ
・ナズナ
・ゴギョウ
・ハコベラ
・ホトケノザ
・スズナ
・スズシロ
と呪文のように言いながら覚えていたのを思い出します。
この七草を使った七草がゆですが、大根の葉は使われるのかと疑問に感じたことはありませんか?
スズナとスズシロと聞くと馴染みが薄く、一体何なの?と思ってしまいます。
実は、スズナとスズシロとはかぶと大根のことを指すんですよ。
昔ながらの言い方なので、今は知らないという人も多いと思います。
その、スズシロ(大根)ですが葉っぱまで使っても大丈夫ですよ。
中には根の白い部分しか使わないという人もいますが、葉も使って問題ありません。
しかも、大根の葉は、根の白い部分よりもビタミンCとE、食物繊維、カルシウム、カロテンという美容に欠かせない栄養素がたっぷり含まれているんです。
毎日忙しくてお肌のお手入れもままならない主婦にはもってこいの食材ですね!
ぜひ、七草がゆには大根の葉も使って美容に役立つ栄養素をたっぷり補給しましょう。
そもそも、なぜ七草がゆを食べるのかご存じですか?
七草は早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うと言われていて、年頭の1月7日に「豊作」と「無病息災」を祈願して食べることが江戸時代に広まったとされています。
また、七草は日本のハーブとも言えるほど身体に優しく胃腸に負担の少ないおかゆで食べるので、濃い味付けのおせちや、正月疲れで弱った胃腸を回復させるにはもってこいの食べ物だと言えますよ。
七草粥はご飯から作る?
七草がゆを作る時、お米から作るのかごはんから作るのか分からないと困りますよね。
結論から言うと、どっちの作り方でも美味しく出来上がりますよ。
お米から作ると、口当たりが良く味もまろやかに仕上がります。
ただし、コトコトと時間をかけて炊くのでどうしても時間がかかってしまいます。
忙しい主婦やお正月疲れのピークの時にはちょっと大変かもしれませんね。
ご飯から作る場合は、コトコトと炊く時間が短縮できるので時間をかけずに作ることができますよ。
私の母はお米から作っていましたが、私はズボラ主婦で調理に時間をかけたくないので、ごはんから作ることがほとんどです。
あとフリーズドライの七草も存在していますね㊙
ちなみに、七草は生のままでは調理できないので下処理が必要です。
下処理の方法はとっても簡単で、七草をよく洗ったら沸騰したお湯に塩少々を入れてさっと茹でます。
茹でたら冷水につけて、粗熱をとってから1㎝程度に切るだけです。
大根やかぶの白い部分を使う場合は、薄く輪切りにすればいいですよ。
もし七草のニオイが気になる場合はこちらを参考にどうぞ!
⇒七草粥の臭みをマシにする方法。まずい?子供が食べるようにするコツ
七草粥は夜食べてもいい?
七草がゆは本来は朝に食べるものです。
それは、神様に感謝したりお願いする行事だからです。
神社のお参りも一般的には朝が良いと言われていますしね。
ですが、夜に食べてはいけないというわけでもないし、夜に食べたから演技が悪いということでもありません。
風習を知らないとか、朝食べられないから全く食べないというよりは、夜であっても食べたほうがいいですよ。
各家庭でそれぞれ事情があると思いますので、自分達のライフスタイルに合わせて食べればOKです。
特に、夜遅く帰ってくるような人には胃腸に優しく、消化も良くヘルシーな七草がゆはオススメですよ。
ただし、七草がゆは冷めると味が落ちやすく、七草の色味も悪くなってしまいます。
作り置きをせず、作ったらすぐ食べるようにすると美味しく食べられますよ。
まとめ
七草がゆのスズシロが大根のことで、は大根の葉も入れてOKです。
ご飯から作る場合でも美味しくできますし、時間をかけずに調理することができます。
本来は朝食べるものですが、夜に食べても問題ないので、自分達のライフスタイルに合わせて食べるようにしましょう。
お正月疲れがピークに達してグッタリしている頃には、美容に欠かせない栄養素が多く胃腸にも優しい七草がゆを食べて疲れを吹き飛ばしましょう。
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