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冬至で「ん」のつく食べ物の由来。何がある?何をしたらいい?

二十四節気のひとつ「冬至」は一年で一番昼間の時間が短い日。

翌日からは昼間の時間が少しずつ長くなるということもあり、昔から様々な言い伝えや習慣が残っています。

「ん」がつく食べ物を食べるのもその習慣の一つです。

今回は、「ん」のつく食べ物が冬至に良いと言われる由来、どういう「ん」がつく食べ物があるのか、冬至には何をしたらいいのかについて紹介していきます。

 

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冬至にんのつく食べ物が良いと言われる由来とは?

冬至に「ん」のつく食べ物を食べると良いと聞いたことはありますか?

この時期にスーパーの野菜売り場で、冬至にかぼちゃオススメするPOPを目にしたことがある方もいるのではないでしょうか。

冬至にかぼちゃ?「ん」はどこに?と思いますが、かぼちゃは「なんきん」とも呼ぶからです。

 

冬至に「ん」のつく食べ物が良いとされた由来はいくつかありますが『一陽来復』という考え方が大きく関係しています。

冬至は一年で一番夜の長い日。冬深く、日々の生活に豊かさをもたらす太陽の力が最も弱くなる日でもあるため、冬至を境に運気が上昇するとされていたようです。

つまり、冬至の日は最も運を呼び込みたい日。

そんな日だからこそ、んのつく食べ物を食べることで縁起を良くする「運盛り」という習慣が広く知られるようになりました。

 

冬至に「ん」がつく食べ物って何がある?

かぼちゃ(なんきん)の他にも、冬至に食べると良いとされるものがいくつかあります。

代表的なものは、にんじん・だいこん・ぎんなん・れんこんうどん・いんげん・かんてん・こんにゃくなど。

 

昔は今の時代のように季節を問わずに食料が手に入ることは無かったため、これらの食べ物は、寒い冬にしっかりと栄養を摂ることができる旬のものが多く含まれています。

体調を崩しやすい冬だからこそ体に良いものを食べて健康に過ごしたいという願いも込められているのですね。

実際、代表的なかぼちゃ(なんきん)には冬にぴったりの栄養がたっぷり。

高いカロリーでビタミン類や食物繊維、カリウムなどを多く含み、さらに消化も良いので積極的に食べたい野菜の一つです。

昔の人の知恵は、今の時代にも活かせることが多くありますね。

 

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冬至には何する?

冬至に「ん」の付く食べ物を食べる以外にも、冬至には何かするのでしょうか?

冬に、温泉や銭湯でゆず湯をしたというニュースなどをテレビで観たことがありませんか?

じつは、このゆず湯も冬至の風習のひとつとして残っています。

 

何のためにゆず湯?と疑問になりますが、おもしろい言い伝えが。

「ゆず」=「融通が効くように」 「冬至」=「湯治」という言葉遊びのようなものですが、寒い冬に体を温めることで家族の健康を願ったのです。

 

その他にも、湯に入ることで『一陽来復』の境である冬至の日に体を清め、運気が上昇するとされた翌日に備えたとも言われています。

その際に香りの強いゆずを入れることで、邪気を払うとされていたり実がなるまでに長い期間のかかるゆずを入れることで、これまでの苦労が実りますようにといった願いを込めていました。

実際ゆず湯には、血行を促進し体の冷えを緩和することで寒い時期に風邪をひかないようにしたり、ゆずに含まれるビタミン類やクエン酸により、乾燥しやすい季節にぴったりの美肌効果が。

何より、ゆずの香りはリラックス効果が絶大!寒い季節のゆず湯はとても理にかなっているのですね。

 

冬至には、んのつく食べ物やゆず湯以外にもあずき粥を食べたり、かぼちゃとあずきを煮た「いとこ煮」、かぼちゃを入れた雑煮を食べる地域もあるそうですよー。

 

ゆず湯に関してはこちらの記事もどうぞ

⇒ゆず湯は追い炊きしてもいい?ゆずの入れ方は?残り湯で洗濯できる?

 

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まとめ

一年で一番、昼の時間が短くなる冬至。

昔の人の日々の生活は、現代よりもずっと季節や自然とのかかわりが深く『一陽来復』などの考え方がありました。

冬至にんのつく食べ物を食べたり、ゆず湯に入るのは家族の一年の無病息災を願う気持ちが込められていたのですね。

時代が変わっても、家族や周りの人を大切に想う気持ちは変わりません。

今年の冬至の日は、んのつく食べ物やゆず湯で迎えてみてはいかがでしょうか。

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