雪があまり降らない地域では、積雪した場合に???と思うことが多いかもしれませんね。
除雪のこと、道路のこと、生活のことなどなど・・・
特にお休みの日にしかクルマに乗らない人にとっては、、クルマをどうしていたらいいのか疑問なことも多いかもしれません。
今回は雪の中に車を放置した場合、支障や問題が出てくるかどうかについて綴って行きます。
雪の中に車を放置しても大丈夫?
雪の中に車をそのまま置いておく場合、コンディションやメンテナンスにもよりますが、20cmほどの雪が1か月ほど積もったままにしておいても、普通に乗れますよ~♪
内側のガラスが結露を起こして、水滴がたまるくらいでしょうか。。
あえて気をつけておきたい部分を言うなら、バッテリーの劣化状態ですかね。
バッテリーの劣化が進んでいると、電力低下と自然放電でエンジンがかかりにくくなります。。。
気温が下がる地域だと寒冷地用の燃料、冷却水の不凍濃度、エンジンオイルの粘度などをキチンとしていれば問題無いでしょうね。
寒冷地用の燃料は、気温が低くてもエンジンが動くように製造処理されています。
ディーゼル車に使う普通の軽油は、特に凍る可能性がありますよ~!
冷却水の濃度は、気温に合ったモノにしてないと、乗っているうちにエンジンを壊す恐れが出てきます。
エンジンオイルは粘度が硬いと、エンジンがかかりにくくなったり、不安定で異音がでたりしますね。。
普段10W-30のオイルなら5W-30や5W-40にしておくといいですよ~。
神経質にならなくても、普通にメンテナンスがされていれば、雪の中に放置しておいても問題ありません。
雪に埋まっている場合は、一酸化炭素などが怖いので、マフラー周辺を掘り出してからエンジンをかけてくださいね。
雪で車が傷むことは?
傷がついている部分は、雪の中に放置したままでとサビが出てくる場合がありますね。
あとはワイパーの金属部分も、年数がたった車だとサビが出てきます(笑)
雪でボディーの塗装が劣化して…というのは、経験上ないですね('ω')
もし心配なら、雪が降る前にワックスを複数回かけるといいでしょう。
雪が積もると重みでワイパ―が変形するので、駐車時には上げておいた方がいいです。
ワイパーのゴムは、放置しない場合でも、雪の影響で劣化しやすいなぁと感じます。。
余談ですが、車の上に水分を含んだ1mくらいの雪をそのままにしておくと、ルーフやボンネットが変形する場合があります。。。
サスペンションやタイヤにも、ダメージはありますね。。。
ガラスは意外と割れにくいです。
フロントブレーキのディスクローターがサビてくっついて、エンジンをかけて走行すると「ゴー」と音がします。
乗っていたり、ブレーキを数回かけることで音は消えるんですけどね~。
雪で車のバッテリーが劣化する?
雪の影響でバッテリー自体が劣化することは、ないと言っていいでしょう。
ただし、気温が下がると同じバッテリーでも10~20%ほど性能が落ちます。
あと、バッテリーは何もしなくても自然放電で充電容量が落ちてしまいます。
2か月以上クルマを放置する場合は、バッテリー上がりもありえますね。。。
僕は、バッテリー自体にも寿命がありますので、2年~3年をめどに交換しています。
前にエンジンのかかりが悪くて、ガソリンスタンドで見てもらったことがあります。
その時は機械で充電容量?を調べて「バッテリーは大丈夫です!」と言われたのですが、1週間後に車屋さんでオイル交換をした時に「バッテリーがもうダメ~!!」と指摘されたことがあります。
クルマにたずさわっている人でも、バッテリーの劣化を見分けるのは難しいのかもしれません。。。
エンジンのかかりが悪いな…とか、セルが回る勢いが落ちてきたと感じたら、バッテリーを交換してしまうのがベストなんだと思いますね~。
車にブースターケーブルを積んでおくと、もしエンジンが掛らなくなった場合も安心ですよ!
まとめ
雪が積もった時に、車をそのまま放置した場合のあれこれについて書いてみました。
バッテリーの自然放電ですが、クルマ屋さんいわく「エンジンをかけるだけではなくて、実際に走ったほうが、バッテリーにもクルマにも良い」そうです。
普段からメンテナンスがされていれば、神経質になりすぎる必要はないですよ~♪
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